実際に暮らしている人がイメージできそうな、生活を感じられるスタジオをストーリー仕立てでご紹介する「こんな人のあんな暮らし」。
現代の暮らしは家族構成やライフステージによってさまざま。幅広い家族の形があるからこそ、設定に併せて空間選びも大切になります。今回はマンションから一軒家、またひとり暮らしからペットとの暮らしまで、多様な形の暮らしをイメージしました。アレンジ次第で幅広い家族の形に対応できそうな、汎用性の高いスタジオをご紹介します。イメージに合う空間探しの参考に、ぜひ!
case 1:坂の上のマンションワンルーム
市ヶ谷駅から徒歩5分、市ヶ谷左内坂の上に建つ開放的なマンションの一室。白を基調としたナチュラルテイストの室内で、高台ならではの開放感を味わえるスタジオです。ダイニングテーブルをソファやベッドに入れ替えることでガラッとシーンを変えることができるため、さまざまな家族の設定で撮影ができそうです。
風が抜けるちょうどいい暮らし
予定のない土曜日。
今日は新しく買った低温調理器を初めて使う。
せっかくの“初めて記念日”は鶏むね肉ではなく、ちょっとフンパツして牛肉!
ふたりで悩んだすえ、難易度と仕上がりの豪華さのバランスをとって
1回目に相応しい「ローストビーフ」を作ることになった。

仕上がりまでには4時間半。
しばらく放っておかなければいけないのに、ついつい覗き込んでしまう。
そんな私を横目に、夫は書斎で軽く仕事に取りかかる。
こんなすきま時間でも、できることを見つけて働く夫を尊敬する。

完成まであと1時間。
我慢できず、ちょっとフライングでワインとチーズをつまむ。
高級品じゃなくても、最近のスーパーはあなどれない。
ひとくち食べては味の良し悪しをああだこうだと語り合う。

各々ゆっくり過ごしていると、完成した通知音が鳴った。
包丁をゆっくりと通す。
「おぉ〜・・!」
完成したローストビーフを食卓に並べて大満足。
我ながらよくやった、とふたりでしばらく眺めてから食べ始める。
なんでもない土曜日がちょっと贅沢になった。























